Mocha's Blog

日々のできごとをつづります

秋のおススメ本

2020年9月29日

動画のコメントで、おすすめやお気にいり本を紹介してほしいとのリクエスト頂きました。
読書の秋、みなさん本を楽しんでますか?
今日はおすすめの1冊をご紹介します。
朝晩の心地よい空気に、最近はどんな本でも睡眠導入剤になってしまい、字を見ると、一瞬で寝落ちしてしまうのが悩みどころです。
さて、そんな私のような秒速寝落ち族の皆さんにもおススメは・・
加島 祥造 (著)「求めない」
ベストセラーになった本なのでご存じの方も多いかも。
「求めない―すると…」という言葉が繰り返される、寝おちする間もなく、わずか10分ほどで読める詩集です。
求めない・・を連呼してますが、「はじめに」はこう書かれてます。
"誤解しないでほしい。 「求めない」と言ったって、どうしても人間は「求める存在」なんだ。
それはよく承知の上での「求めない」なんだ。…
ぼくが「求めない」というのは、
求めないですむことは求めないってことなんだ。”
確かに、人間というのは求める生き物ですが、求め過ぎるがゆえに、必要以上に苦しむことも。
読んでいると、不必要に求め過ぎている自分に「はっ!!!」ときづかされます。
すぐ忘れて同じことを繰り返すので、再読すると「はっ!!!」とします(笑)
この先も性懲りもなく「はっ!!」とすると思われます。(*´Д`)
なんだか苦しいなぁ~という時、何かを求めて苦しみを埋めようとせず、一旦、求めることを止めて静かに待つという知恵を授けてくれた本。
この本を読むとサラサラとした心になるから不思議です。
水のようなさっぱり感。
人生の色んな場面を振り返ってみると、求め過ぎた時は、理由不明の焦燥感があり、感情の浮き沈みが激しいが、でも毎日は濃かった。
求めすぎないと、焦燥感はなく、のんびりとして感情の浮き沈みは少ないが、毎日が薄いと感じる。
濃い味を食べたい時もあれば、薄味がいいなと思う時もある。
求めるも、求めないも、それぞれ味わいがあって、どうせなら両方食べた方が人生美味しいと思います。
なので・・
濃口が胃もたれして苦しい、もういらん・・とか
薄味で疲れた胃を休めたい・・
という時におすすめな本です。
たとえがへたくそですいません。(笑)
心身がきしみやすい季節の変わり目。
食事と本と私の動画で栄養とっていきましょう。👍