脱力のススメ
ふと本の写真撮影の事を思い出しました。
カメラマンさんが、我が家のあれこれを、
手際よくセンス良く撮影していきます。
プロのお仕事風景に目を丸くして、
ただ見惚れるばかりでしたが、
いざ、こちらへカメラを向けれらると。。
全力カメラ目線で、全身硬直。
不自然はなはだしい(笑)
確かに昔は写真といえば、よそ行きの顔とポーズです。
今は自然なふるまいや、表情を切り取るのがいいんですね。
銅像ばりに硬直している私たちの緊張を、カメラマンさんが
絶妙な言葉かけでうまく解いてくれました。
撮影の合間や終了後にみせる、緊張がとれた瞬間の自然な表情。
たぶんあれが一番いい顔してると思います。
（本には顔まで映ってませんが）
YouTubeの動画撮影の時も、
偶然撮れたものがいい味出してる事がしばしば。
思うに人生でうまくいかない時は、
自分の理想の風景にしようと、
無理くり表情作ってるかも。
顔だけ筋肉痛で、結果は思ってたのと違うみたいな。
誰の目も意識しない、作為のない自然体。
そんな中で見える風景が、
自分にとって一番居心地のいい風景かもしれません。
道に迷った時こそ、あがくより脱力ですね。
過去のことをあれこれ回想していると、
なんだか懐かしくなって、
久々に結婚記念写真を見返してみました。
私も妻も親戚も・・
なんちゅう硬直顔だ。
これでは邪気と一緒に幸運も一掃されるわっ(笑)
力を入れる事より、抜く事が難しいと言われるけど・・
激しく同意。
今日もコーヒーを淹れて 。 https://www.amazon.co.jp/dp/4046053623/
