本当の自分どこ?
今日から12月。
師走だからなのか、なんなのか。
今月はやることが目白押しで
頭の中が散らかり気味。
早くやれ!と尻をたたく自分と、
いやいや、ゆっくりいこうよ~・・
と、のほほんとした自分。
いったい何人の自分がいるのか?
と思うほど、
いろんな自分が脳内会議。
結果、のほほんMochaが幅を利かせて、
読みかけの本を手に取る。
「私とは何か」平野啓一郎著
読み終えてしまった。
結構おもしろかった。
「私とは何か?」
まじめな自分、てきとー星人な自分。
対人ごとに、仮面をかぶったり演じたり、
自分ってたくさんいますよね?🤣
特に思春期なんか多面的な自分に混乱し、
どこかで「これは自分じゃない!」と、
罪悪感を感じたのではないでしょうか。
でも、本によると、
人や環境によって使い分けている自分も
ぜ~んぶ自分。
付き合う人の数だけ違う
自分(分人)がいて、
どれが本当とか偽りとかないんだと。
だれしも一度は
「本当の自分を生きれてない」
と悩むものですが、
唯一絶対のホントの自分は
そもそも存在しません。
では無数の自分と同居しながらも、
どう生きたら楽なのかというと・・
誰といる自分が好きなのか?
という視点です。
何をしているときの自分が好きか?
でもいいと思います。
人生の限られた時間の中で、
どの自分に時間を費やすかのか?
「なるべく好きな分人といる時間を
増やして生きていく。」
「自分の好きな分人を足場にして、
生きる道を考える。」
目からうろこの言葉の数々。
こういう捉え方もあるんだなと、
す~っと腑に落ちて、
楽になれる感じでした。
自分がわからん!という人、
自分探しの旅に出たい人にもおすすめ。
そして、脳内会議で思い出した昔見た映画。
脳内で繰り広げられるドラマに大笑い。
頭の中がごちゃった時の気分転換におすすめ👍