類は友を呼ぶ
今回の動画ごらんになりましたか?
今日はその中で紹介した
写真のエピソードについて。
30年ほど前の夏に自転車で旅をしました。
関東から出発して鹿児島まで。
今と違ってスマホもありませんので、
宿を探すのも一苦労。
親戚や大学の友人の家に泊めてもらったり、
見ず知らずの人方が、
家に泊めてくれたこともありました。
宿が確保できないのも、旅の醍醐味。
とある駅前のベンチで
夜を明かすことになりました。
駅前のベンチにもう一人、
同年代らしき男性発見。(以下Kさん)
Kさんも電車で一人旅!すぐに意気投合。
酒盛りが始まり、
夜中まで旅の話で盛り上がりました。
その後1,2回手紙をやりとりしたものの、
それっきり。
翌年の丁度同じころ、
私はタイ・インドを回って
ネパールの田舎町に居ました。
ふらっと土産物屋に入ると、
日本人とおぼしき人影。
思い切って話しかけてみたら、
話がはずみ、一緒にごはんに行くことに。
食事しながら、思いました。
なんか見覚えのある顏だな・・・・
( ゚д゚)ハッ!!!
私「去年の今頃何してた???」
彼「あ~~~やっぱり(私)さん、
そうじゃないかと思ってた!!」
なんと昨年一緒に野宿したKさんでした。
異国の地でまた酒を酌み交わすとは、
思ってもみませんでした。
その後は、お互い次の目的地に向かい、
帰国後1,2回手紙をやりとりし、
また縁は自然と消えていきました。
放浪の旅から足を洗ったので、
もうこの縁が復活することもないでしょう。
旅先で出逢ったたくさんの自由な人々。
一生の一時期を共に過ごせたことは、
とても貴重な体験でした。
実は旅をしていると、
こんな偶然は度々ありました。
ある国で別れ、違う国でばったり再会。
確率的にはものすごいのですが、
類は友を呼びます。
人生の旅路の中でも、
行く道によって出会う人や
出来事は大きく変わってきます。
どんな道をいきたいのか?
どんな旅にしたいのか?
誰と一緒がいいのか?
旅になぞらえると、
面白い発見があるかもしれません。